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ハナミズキが咲かない理由はコレ!剪定と肥料が原因です!

ハナミズキの花は4〜5月にかけて咲きます。5月頃になっても花が咲かず「おや?」と思う人も多いのではないでしょうか?ハナミズキが咲かない原因は大きく分けて4つあります。「植え替え直後」「剪定ミス」「肥料不足」「隔年開花」です。1つずつ解説します。
植え替え直後で花が咲かない

【よくある症状】花が咲いている元気な鉢植えを買って来て植えたのに、翌年から花が咲きません。何故でしょうか?
植え替えた翌年に花が咲かなくなるのはよくあることです。花が付かなくても葉の色ツヤが良ければ特に心配する必要はありません。
植木全てに言えることですが、幼木の頃は体を成長させるためにエネルギーを使い、成木になってから種子や花を付けるようになります。人間も同じですよね、大人になってから子孫を残すようになります。
ハナミズキが小さな鉢に植えられていた頃は「これ以上成長できない」と感じて花を付けていたのですが、地面に植え替えて根を伸ばせるようになり「若返り」して体を成長させるためにエネルギーを使うようになります。木が元気ならあまり気にしなくて良いでしょう。2〜3年ほど待てば自然と花が咲くようになります。
剪定ミスで花が咲かない

【よくある症状】毎年手入れをしてるのに何年も花が咲きません。何が原因でしょうか?
まず考えられるのが剪定ミスです。花芽ごと切ってしまい、次シーズンの花が咲かなくなってしまうケースがよくあります。ハナミズキの花芽は7〜8月ごろに付き始めます。これが半年かけて大きくなり、翌年の花になります。つまり、夏以降に一度でも剪定してまうと花芽を落とす危険性があるのです。

植木は夏にかけて枝が急成長しますから、「枝が伸びてきて邪魔だから切ってしまおう」「スッキリさせよう」と思って切ってしまうケースが多いです。この時期の花芽は枝をよく見ないと見つけるのは難しいです、気付かずに切ってしまう人も多いので気を付けましょう。

夏に剪定したくなる気持ちもわかりますが、ぐっと堪えて秋まで待ちましょう。枝先に小さな玉形の蕾が膨らんできて見つけやすくなるので、それを切らないように剪定してください。
肥料不足で花が咲かない

【よくある症状】もう何年も肥料をあげてません、やはり何か与えた方がいいでしょうか?
1年に2回、「花が終わった後」と「冬」に肥料を施してください。花を付けるには沢山のエネルギーが必要です。何も施さないと年々体力が無くなり、花を付けなくなります。ハナミズキの花の時期は4月中旬〜5月中旬です、「花が終わった後」の5月〜6月ごろに肥料を施しましょう。花が終わった後にあげる肥料を「お礼肥」と言います。花が終わった後は疲労状態になっているので肥料をあげて体力を回復させてあげます。
次に肥料をあげる時期は「冬の1〜2月」ごろが良いでしょう。この時期に肥料を施すことを「寒肥」といいます。冬に肥料を施すことで栄養がゆっくりと土に溶け、春の芽吹きの季節(栄養が必要になる季節)に土が豊かになります。
肥料の種類は牛糞、油かす、化成肥料(NPK:8-8-8)が良いでしょう。花が咲かない木には樹勢回復用の「ニワユタカ肥料セット」もオススメです。
隔年開花で花が咲かない

【よくある症状】花が沢山咲く年と、そうでない年があります。どうしてでしょうか?
花には「隔年開花」という性質があり、「花が沢山咲く年」で体力を使いすぎてしまった場合「咲かない年」で抑えて体力を回復するようになります。剪定で花芽を少なくする(花の量を調節する)等の対策方法がありますが、深刻な症状ではないのであまり心配する必要はありません。
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まとめ
- ハナミズキの花が咲かない原因としてよくあるのが「植え替えた直後」「剪定ミス」「肥料不足」「隔年開花」です。
- ハナミズキは「植え替えた直後」に花が咲かなくなるケースがよくありますが心配しなくても大丈夫です。植え替えたことで根が伸ばせるようになり、体を大きくするために栄養を使っているだけです。成木になったら花を付けるようになります。
- 花が咲かなくなる原因で次に多いのが「剪定ミス」です。花芽ごと切り落としてしまい咲かなくなるケースです。夏の剪定は控えて、花芽が膨らんでくる秋まで待ちましょう。秋になると見分けやすくなるので、花芽を避けて剪定してください。
- また、「肥料不足」も考えられます。花を付けるには沢山のエネルギーを使うので、1年に2回は肥料を施してください。肥料を施すタイミングは「花が終わった後5月〜6月」と「冬の1〜2月」がオススメです。
- 「花が沢山咲く年」と「咲かない年」がある場合は「隔年開花」が考えられます。花を沢山付けて体力不足になってしまった場合、翌年は花を抑えて体力回復するようになります。深刻な症状ではないので心配しなくても大丈夫です。
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