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- バークチップ(ウッドチップ)を敷く厚みについて解説します!基本は5〜10cmがオススメ!
バークチップ(ウッドチップ)を敷く厚みについて解説
「お庭にバークチップを敷きたい!」「でもどれぐらいの量を敷けばいいのかわからない…」実は木材チップには適切な厚みがあります。「厚く敷くと予算が高くなってしまう」「逆に薄く敷くと地面が見えたり、雑草が生えやすくなってしまう」というメリットデメリットがあるので、できるだけ適切な厚さで敷くのを心がけましょう。基本は5〜10cm厚で敷くのが良いです。今回は施工ケース毎に適切な厚みをご紹介します。
バークチップ(ウッドチップ)を敷く際の厚み一覧表
まずは木材チップを敷く際の厚さを一覧表でご紹介します。何故この厚さで敷くのかはそれぞれの項目で解説します。
花壇に敷くチップの厚さ
花壇にチップを敷く際は3〜5cm厚がよいでしょう。バークチップを盛り過ぎると土の手入れがしにくくなるので、薄めに撒くのがポイントです。(厚く敷くと水やり、施肥が面倒になります)
↑のように書くとデメリットばかりが目立ちますが、実はバークチップと花壇は相性抜群です。チップを敷くことで泥はね防止(土中のカビ菌が葉に付着するのを防止)、土の乾燥防止、コガネムシの産卵防止など様々なメリットがあります。また、花壇の見た目がお洒落になるのも大きなポイントです。
お庭の雑草対策(裸地)
お庭の雑草対策にもバークチップは効果的です。チップが日光を遮ってくれるので、雑草の発芽を抑えます。ただし、裸地(地面がむき出し)の場合はチップを厚めに撒きましょう。薄く撒くとチップの隙間から雑草が生えてきてしまいます。10cm厚に敷くのが良いでしょう。
防草シートの上にチップを敷く
地面の上に直接チップを撒くのではなく、間に防草シートを挟む方法です。地面→防草シート→バークチップの順番に敷いていきます。防草シートは名前の通り、日光を遮って雑草の発芽を防いでくれるシートのことです。シートの上にチップを敷く場合は5cm厚でよいでしょう。
防草シートとバークチップは非常に相性が良く、シートの上にチップを敷くことで「日光によるシートの劣化を防ぐ」「シートむき出しによる景観の悪さを補う」「チップが地面に沈むのを防ぐ」「チップ単品だと雑草が生えやすいのを防ぐ」など様々な相乗効果があります。
遊歩道に敷くチップの厚さ
お庭のちょっとした通路、遊歩道などに敷く場合は10cm厚にしましょう。遊歩道はその名の通り人が歩く場所なので、チップが地面に沈みやすいので気を付けましょう。薄く敷くととあっという間にチップが地面に沈んでしまいます。
ドッグラン(小型犬)
バークチップはドッグランでも人気の資材です。ただし、敷く場合は犬種(大きさ)に合わせて敷きましょう。小型犬の場合はあまり体重が重くないので5cm厚で大丈夫です。
ドッグラン(中〜大型犬)
中型犬〜大型犬は体重が重いうえに活発に動き回るので通常よりも厚めに敷きましょう。10cm厚がオススメです。
チップを沢山使いたい場合は業務用バークチップがオススメです
【個人宅向け】
【業者様向け】
「チップを沢山使いたい!」「でも予算はできるだけ安く済ませたい」という場合には業務用バークチップがオススメです。元々業者向けのサイズなので大袋でたっぷり入って安く買うことができます。ホームセンターで売られている一般的なバークチップのサイズが2〜5リットル入りなのですが、業務用バークチップはその10倍の50リットル入りです。沢山使うなら絶対こっちの方がお得です。
また、業務用バークチップは5袋、10袋、20袋…と沢山買えば買うほど値段が安くなるのもポイントです。まさに「業務用サイズ」です!
業務用バークチップ使用事例
鉢植えバラへの使用事例
鉢植えバラに業務用バークチップを敷いた例です。バークチップを敷くことで、雨水の跳ね返り防止(土中のカビ菌付着による病気防止)、コガネムシの散乱防止などの効果があります。また、見た目にも美しいため、バラとの相性が非常に良いです。
店舗プランターへの使用事例
店舗プランターに業務用バークチップを使用した例です。お店の景観を美しく彩るため、飲食店、ショッピングモール、ホテルなどでも使用されています。
お庭への使用事例1
個人宅でお庭に業務用バークチップを敷いた例です。雑草対策でお庭に防草シートを敷いたのですが、シートがむき出しだと見た目が寂しいため、上にバークチップを敷きました。雑草対策になるうえに、景観も美しいので施工主様も大満足でした。
お庭への使用事例2
個人宅のお庭で業務用バークチップを敷いた例です。バークチップを敷く前は土がむき出しで寂しい感じでしたが、施工後はチップの暖かみが出て華やかになりました。
飲食店花壇への使用事例
飲食店の花壇で業務用バークチップを使用した例です。植栽、看板を照らすためのライトが植えてありますが、チップを敷く前は土がむき出しで寂しい感じでした。チップを敷いた後はオシャレで華やかな印象になりました。
まとめ
- バークチップ(ウッドチップ)を敷く場合は施工現場に合わせて厚みを調整しましょう。厚く敷くとお金がかかってしまいますし、逆に薄すぎると雑草が生えやすくなったり、すぐに地面が露出してしまいます。適切な厚さを心がけましょう。
- 花壇にチップを敷く場合は3〜5cm厚
- お庭の雑草対策(裸地)の場合は10cm厚
- お庭の雑草対策(防草シート上)の場合は5cm厚
- 遊歩道の場合は10cm厚
- ドッグラン(小型犬)の場合は5cm厚
- ドッグラン(中〜大型犬)の場合は10cm厚
- 「チップを沢山使いたい」という方には業務用バークチップがオススメです。まとめ買いで安く買うことができます。
【個人宅向け】
【業者様向け】