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- ツツジの花が咲かない…どうすればいいの?原因は何?
ツツジの花が咲かない原因
「ツツジの花が咲かない…」原因は大きく分けて3つです。「剪定の失敗」「栄養不足(肥料不足)」「害虫被害」です。これらを1つずつ確認していきましょう。
剪定時期の失敗
花が咲かない原因として最も多いのが「剪定の失敗」です。剪定時期を間違えると花が咲かなくなるので注意しましょう。ツツジの剪定は年1回、花後すぐ(5〜6月)に行ってください。
ツツジの花芽は、花後〜初夏にかけて付き始めます。この時期に付いた花芽が1年かけて翌年の花になります。1度でも剪定して花芽を落としてしまうと、2度と花芽が付かなくなるので注意しましょう。夏〜秋にかけて枝葉が勢いよく成長するため、剪定してしまう人が多いですが、この時期に花芽を落とすと向こう1年花が咲かなくなるので絶対にやめましょう。
栄養不足(肥料不足)
次に多いのが「肥料不足」です。花を咲かせる木は栄養を沢山必要とするので、毎年必ず肥料を与えましょう。肥料をあげないと栄養不足になり、徐々に花が少なくなり、最終的に咲かなくなります。
肥料を施す時期
肥料を施す時期も重要です。基本的に年2回、「冬の寒肥」「花後のお礼肥え」を撒いてください。冬の寒肥(12〜2月)
冬に施す肥料を寒肥(かんごえ)と呼びます。この時期に肥料を施すことで、肥料分が分解されて、春先(新芽が出る時期)に土が充実します。液肥などのすぐ流れてしまう肥料は避けましょう。花後のお礼肥え(5〜6月)
花を咲かせた後は、エネルギーを使って疲労困憊になっているので肥料を施して体力回復させてあげましょう。花後に翌年の花芽が付き始めますので、この時期に肥料を施さないと翌年の花付きに影響します。ツツジのオススメ肥料
ツツジには「ニワユタカ肥料セット」がオススメです。「補助肥料」と「栄養肥料」のセットになっており、肥料分を効率良く吸収させることができます。「弱った木の回復」「花芽増加」「定期的な肥料メンテナンス」に最適です。
また、樹木に必要な10種類の栄養素(チッソ、リン酸、カリ、モリブデン、鉄、亜鉛、マグネシウム、マンガン、ホウ素、ケイ酸)を配合しているため、栄養バランスを総合的に整えます。老木、痩せた土地でよく見られる「微量要素欠乏」にも効果的です。
※庭木用です。鉢植え、盆栽、草花には使用しないでください。
ニワユタカ肥料セット使用事例
ツツジの花芽増加
ツツジにニワユタカ肥料セットを施したところ、前年より木の勢いが増し、花芽が増えました。
くちなしの花芽増加
くちなしにニワユタカ肥料セットを施工。樹勢が回復し、花が沢山咲くようになりました。
五葉松の樹勢回復
葉が変色し、弱っていた五葉松にニワユタカを与えたところ、樹勢が回復しました。庭土がアルカリ性に偏っていたのですが、ニワユタカ肥料セット施工後は松の好む酸度 (酸性) に変化し、元気になりました。
害虫被害(シンクイムシ)
最後に考えられるのがシンクイムシ(ベニモンアオリンガの幼虫)による害虫被害です。シンクイムシは花芽やつぼみを食害します。4〜9月まで繰り返し発生します。
スミチオン乳剤【Amazon販売ページ】
シンクイムシ被害にはスミチオン乳剤が効果的です。
まとめ
- ツツジの花が咲かない原因で多いのは「剪定の失敗」「栄養不足」「害虫被害」の3つです。
- 剪定時期を間違えると花が咲かなくなるので注意しましょう。剪定に適したタイミングは年1回、花が終わった直後(5〜6月)だけです。夏〜秋にかけての剪定は厳禁です。
- 栄養不足(肥料不足)でも花が咲かなくなります。毎年「冬の寒肥」「花後のお礼肥え」の年2回の肥料を施しましょう。
- つぼみに穴が空いている場合はシンクイムシの害虫被害です。スミチオン乳剤を使いましょう。
- ツツジの肥料は「ニワユタカ肥料セット」がオススメです。花芽増加に優れた効果を発揮します。
※庭木用です。鉢植え、盆栽、草花には使用しないでください。