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  • バークチップ(ウッドチップ)の耐用年数、寿命はどれぐらい?長持ちさせる方法もご紹介!

バークチップ(ウッドチップ)の耐用年数、寿命はどれぐらい?

バークチップはどれぐらい長持ちする?

バークチップを敷く前に一番気になること、それは「どれぐらい耐用年数はもつの…?」ということですよね。チップは木でできているので、砂利と違っていつかボロボロになってしまいます。「でもそれはいつ頃…?」ということで今回はバークチップ(ウッドチップ)の耐用年数、寿命を解説します。また、長持ちする施工方法もご紹介します。

バークチップ、ウッドチップの違いについて

ウッドチップ、バークチップの違いについて

寿命についてお話する前に「バークチップ」「ウッドチップ」の違いについてご紹介します。よく似たチップですが、実は「バークチップ」の方が長持ちで「ウッドチップ」の方が朽ちやすいという特徴があります。

ウッドチップの特徴

  • 木を丸ごと砕いたもの(樹種によって香り、虫の付きやすさが異なる)。
  • 木の柔らかい部分も使用しているので朽ちやすく、ボロボロになりやすい。
  • バークチップと比べてウッドチップは長持ちしない。
  • 角材のような見た目なので安っぽく、お庭の景観に馴染みづらい。
  • 1本の木から採れる量が多いので値段が安い。

バークチップの特徴

  • 木の樹皮のみを砕いたもの(赤松、黒松がよく使われる)。
  • 硬い樹皮を使用しているので朽ちにくく、割れにくい。
  • ウッドチップと比べてバークチップの方が断然長持ち。
  • 見た目が綺麗。
  • 1本の木から採れる量が少ないので、ウッドチップと比べて値段が高い。

結局どっちを選べばいいの?

バークチップがオススメ

「値段で選ぶならウッドチップ」「品質で選ぶならバークチップ」という感じになります。私は「バークチップ」の方が断然オススメです。見た目が綺麗ですし長持ちするので、長期的なコストで見たらウッドチップとあまり変わりません。

バークチップ(ウッドチップ)の耐用年数、寿命

バークチップの耐用年数

まず初めにチップは使用環境により耐用年数が大きく変わることを覚えておいてください。例えば、日差しの強い場所、雨ざらしの場所では朽ちるのが早くなります。これに対し、日陰の場所、雨が当たらない場所(屋内など)では朽ちにくく長持ちします。下部に耐用年数を記載しますが、大まかな目安になりますので参考程度に考えておいてください。
  • ウッドチップ(屋外)での耐用年数は1〜2年
  • バークチップ(屋外)での耐用年数は3〜4年
ウッドチップは木の柔らかい部分(中身)を使用しているので朽ちやすいです。これに対し、バークチップは木の硬い部分(樹皮のみ)を使用しているので長持ちします。

チップを長持ちさせる方法

チップの下に防草シートを敷く

チップの下に防草シートを敷く

実はチップを長持ちさせる方法があります。それは「土に直接触れさせないこと」です。土の中には微生物が沢山住んでいるので、土に触れていると分解が早くなります。
オススメの方法は「チップ下に防草シートを敷くこと」です。防草シートは光を遮って雑草の発芽を抑える資材です。これを下に敷くことで、土中の微生物によるチップの分解防止、チップが日光を遮るのでシートの劣化防止、両方を防ぐことができます。防草シートとチップは相性抜群なので併用がオススメです。防草シートと組み合わせた場合のチップ耐用年数を記載しておきます(あくまで目安です)。

  • ウッドチップの下に防草シートを敷いた場合の耐用年数:2〜3年
  • バークチップの下に防草シートを敷いた場合の耐用年数:4〜5年
防草シートは「ザバーン125BB」がオススメです。シートは生地が厚いほど丈夫で値段が高く、生地が薄いほど破れやすくなりますが値段も安くなります。無理して高級な厚いシートを選ぶ必要はありませんが、一番安いペラペラの防草シートを選ぶと防草効果がほとんど無いのでやめましょう。薄すぎるとすぐ破れてしまいますし、雑草の芽がシートを突き抜けて生えてきます。厚すぎず、薄すぎず、そのバランスが一番良いのがザバーン125BB防草シートです。

粒の大きいチップを選ぶ

粒の大きいチップを選ぶ

小さいチップほど朽ちるのが早く、大きいチップほど長持ちします。長持ちさせたい場合は大きいチップを選びましょう。ただし、ウッドチップは全て同じサイズで統一されていることが多く、選べるサイズ幅がありません。また、チップ自体が割れやすいので時間経過とともにどんどん割れて小さくなっていきます。
反対に、バークチップは粒サイズを選べるものが多いです。例えば「業務用バークチップ」は5種類のサイズ(3S、2S、S、M、L)から選ぶことができます。またウッドチップよりも硬くて割れにくいので断然長持ちします。


沢山使うなら「業務用バークチップ」がオススメ!

業務用バークチップがオススメ

「バークチップを沢山使いたい」「できるだけ安く済ませたい」「コストを抑えたい」という場合は「業務用バークチップ」がオススメです。業者向けの大容量規格(1袋50リットル入り)なので、小袋で買うより断然安く済ませることができます。例えばホームセンターでよく売られているのが2リットル規格や5リットル規格の小袋なので、それよりも10倍大きい大袋になっています。
また、業務用なので造園業者が飲食店、ホテル、テーマパーク等で使用する物ですから高品質&品質がムラなく安定しているのも嬉しいポイントです。


個人宅向け
業者様向け

業務用バークチップの使用事例

花壇での使用事例

業務用バークチップを花壇へ使用

シンボルツリーの下に雑草対策として「業務用バークチップ」を使用。最初は雑草対策でしたが、チップを敷いたことでガラリと印象が変わり素敵な空間になりました。赤みがかった色のチップがレンガと相性が良く、施工主様もとても満足されていました。

鉢植えバラへの使用事例

業務用バークチップを鉢植バラに使用

鉢植えバラに「業務用バークチップ」を敷いた例です。バークチップを敷くことで、雨水の跳ね返り防止(土中のカビ菌飛散による病気防止)、コガネムシの散乱防止などの効果があります。また、見た目も美しいのでバラと相性抜群です!

お庭への使用事例1

業務用バークチップお庭での使用事例1

個人宅でお庭に「業務用バークチップ」を敷いた例です。雑草対策でお庭に防草シートを敷いたのですが、シートがむき出しだと見た目が寂しいので上からバークチップを敷きました。雑草対策になるうえに、景観も綺麗なので施工主様も大満足でした。

お庭への使用事例2

業務用バークチップお庭での使用事例2

個人宅のお庭で「業務用バークチップ」を敷いた例です。バークチップを敷く前は土がむき出しで寂しい感じでしたが、施工後はチップの暖かみが出て華やかになりました。

まとめ

  • 木材チップには「ウッドチップ」「バークチップ」の2種類があります。
  • 「ウッドチップ」の方が木の柔らかい部分を使用しているので朽ちやすく、長持ちしません。
  • 「バークチップ」の方が木の硬い部分を使用しているので朽ちにくく、長持ちします。
  • 「ウッドチップ」は屋外使用でおよそ1〜2年、「バークチップ」は屋外使用でおよそ3〜4年もちます(環境によるので目安としてお考え下さい)。
  • 「バークチップ」の方が長持ちするので断然オススメです!
  • 「大容量で安く揃えたい」という場合は「業務用バークチップ」が使いやすくて良いでしょう。
  • 地面の上に直接チップを敷くと微生物の働きで朽ちやすくなります。そのため、チップを敷く前に予め防草シートを敷いてその上からチップを撒くと朽ちにくく長持ちします。
  • 粒が小さい方がボロボロになるのが早く、粒が大きい方が長持ちします。