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剪定の失敗で松が枯れそうです。回復するにはどうすればいいですか?

剪定の失敗で枯れそうな時の対処法

松の剪定は他の庭木と比べて非常に難しいです。葉が特殊な形になっていますし「みどり摘み」と「もみあげ」の年2回の作業が必要です。一般の方はもちろん、プロの植木屋さん(造園業者さん)でも失敗することがあります。「植木屋は松の剪定ができるようになれば一人前」という言葉があるくらいです。今回は剪定失敗して弱ってしまった松を回復させる方法についてご紹介します。

松剪定の失敗例

松の剪定は複雑で難しい

松は剪定が難しい

松の剪定は難しいので深く切り過ぎないように注意しましょう。不慣れな場合は素直にプロの植木屋さんに依頼してしまうのが良いでしょう。
剪定は大きく分けて「みどり摘み」「もみあげ」の2種類があり、「みどり摘み」は新芽を摘むことで樹形を整える作業のことです。「もみあげ」は不要な枝葉を切り取る作業のことです。葉の部分を全て切り落としてしまうと、その枝からはもう新芽が出なくなります。他の庭木と同じように無造作に切ってしまうと葉が付かなくなる恐れがあります。これが難しいと言われる理由です。


剪定時期の失敗

松の剪定時期の失敗

松の剪定シーズンは4〜5月(みどり摘み)と、11〜12月(もみあげ)の年2回だけです。夏場は絶対に剪定しないように注意しましょう。夏は葉が勢い良く伸び、見た目も鬱陶しいので剪定したくなりますが枝葉が無くなると幹や地面に直射日光が当たり暑さで弱ってしまいます。近年は異常気象のせいで猛暑になることが多く、松にとっても夏は非常に過酷なシーズンです。なるべく枝葉を残して影ができるようにしてあげましょう。

弱った松を回復させる方法

剪定を控える

弱った松の剪定を控える

当然ですが、弱ってしまった場合はそれ以上の剪定は控えてください。剪定は樹にダメージを与え体力を低下させます。回復するまで当分の間は剪定を控えて様子を見ましょう。

木の切断面に癒合剤を塗って保護する


剪定してからまだ時間が経っていない場合は「癒合剤トップジンMペースト」を塗るのも効果的です。切断面は人間の傷口と同じで放っておくと病原菌や害虫が侵入しやすくなります。癒合剤を塗ることで傷口を保護して異物が侵入するのを防ぎます。傷口を見てまだみずみずしい(水分がある)ようだったら傷口が塞がっていないので癒合剤を塗ると良いでしょう。逆に乾燥して硬くなっていたら塗らなくても大丈夫です。

除草剤を控える

除草剤の散布を控える

これもよくある失敗です。弱っている樹の周りに除草剤を撒いて枯れてしまう場合があります。特に粒状の撒くタイプの除草剤が効果が強く危険です。液体タイプ(水で薄める)除草剤は比較的安全ですが、やはり使用しない方が良いでしょう。

弱った松の回復にはニワユタカ肥料セットがオススメ

弱った松の樹勢回復にニワユタカ肥料セットが効果的 弱った松の樹勢回復には「ニワユタカ肥料セット」がオススメです。補助肥料+栄養肥料のセットになっており、肥料分を効率良く吸収させて体力を回復させます。
また、樹木の必須栄養素10種(チッソ、リン酸、カリ、モリブデン、鉄、亜鉛、マグネシウム、マンガン、ホウ素、ケイ酸)をバランス良く配合しており、市販肥料だけだと偏りやすい栄養素を総合的に補うことができます。「弱った樹の樹勢回復」「定期的な庭木メンテナンス」に優れた効果を発揮します。
※庭木用です。鉢植え、盆栽には使用しないでください。


ニワユタカ使用事例

五葉松の樹勢回復

ニワユタカ使用による五葉松の樹勢回復

葉が変色し、弱っていた五葉松にニワユタカを与えたところ、樹勢が回復しました。庭土がアルカリ性に偏っていたのですが「ニワユタカ肥料セット」施工後は松の好む酸度 (酸性) に変化し、元気になりました。

ツツジの花芽増加1

ニワユタカ使用によるツツジの花芽増加1

ツツジに「ニワユタカ肥料セット」を施したところ、前年より木の勢いが増し、花芽が増えました。

ツツジの花芽増加2

ニワユタカ使用によるツツジの花芽増加2

年々花付きが悪くなり樹勢が衰えていたツツジに「ニワユタカ肥料セット」を使用。ほとんど花が咲かなかった年の5月に使用したところ、翌年には沢山の花が付いて久しぶりに元気な姿を見ることができました。

まとめ

  • 松は剪定が非常に難しいため「樹が弱っている」「葉の元気が無い」時は無理に剪定せず、プロの植木屋さんに依頼しましょう。
  • 松は剪定の時期も重要です。4〜5月、11〜12月が剪定シーズンになります。逆に夏場の剪定は避けましょう、枝葉を落としてしまうと幹や根元に直射日光が当たり暑さで弱ってしまいます。
  • 剪定のし過ぎで弱ってしまったら、松に負荷をかけないように安静にして様子を見ましょう。追加で剪定をしたり、付近に除草剤を撒くなどダメージを与えることは避けましょう。
  • 剪定した枝の断面がまだみずみずしい(水分がある)ようなら「癒合剤トップジンMペースト」を塗るのも効果的です。傷口から病原菌や害虫などの異物が侵入するのを防ぎます。逆に傷口が乾燥して硬くなっていたら塗らなくても大丈夫です。
  • 松の樹勢回復には「ニワユタカ肥料セット」がオススメです。活力剤のような使い方ができます。