- ホーム
- 除草剤で庭木が枯れそうです。回復するにはどうすればいいですか?
除草剤で庭木が枯れそうです。回復するにはどうすればいいですか?
除草剤で庭木が枯れるケースは多いです。「たかが除草剤でしょ?」と思われるかもしれませんが、使用には十分注意してください。しっかり樹から離して、使用方法を守って撒いてください。もし弱ってしまった場合、「剪定」「施肥」を控えて活力剤を与えて様子をみるのが良いでしょう。
除草剤の種類について
除草剤は「液体タイプ」と「粒状タイプ」の2種類に別れます。それぞれ特徴が異なりますが、「粒状タイプ」の方が木にとって有害です。液体タイプの除草剤
最も広く普及している除草剤です。除草剤を水で薄めて、ジョウロや噴霧器を使って散布します。除草剤がかかった部分(葉や茎)から成分が吸収され、雑草全体を枯らします。茎葉処理剤とも言われます。
即効性があり、成分が土に残留しにくい、環境に優しい除草剤と言われていますが、庭木にかかれば当然悪影響を及ぼします。特に、葉部分(吸収されやすい部分)にかかるとその部分が丸ごと枯死します。
粒状タイプの除草剤
こちらもホームセンターでよく見かける除草剤です。樹木に与える負担が大きいので、心配な人は使用を避けてください。土に直接撒いて、雑草を枯らしたり、発芽を抑えます。土全体に成分を浸透させるため、樹木に対して負担が大きいです。土壌処理剤とも言われます。
「〇か月間雑草を抑える!」などのキャッチコピーが書かれていますが、有効成分が土全体に広がって雑草発芽を抑えるため、成分が土壌に残留しやすいです。庭木のある場所では使用を避けましょう。
弱った植木を回復させるには?
弱った植木が回復できるかどうかは、除草剤を散布した量、樹の体力によります。確実に復活できるという保証はありませんが、とにかく下記のことを試してみてください。剪定を控える
剪定は樹木にダメージを与え、体力を低下させます。人間で言うと体に傷を付けられるようなものです。弱っている樹への剪定は控えてください。(完全に枯れてしまった枝や、病気で変色した葉は取り除いても大丈夫です。)
ニワユタカ肥料セットを与える
弱った樹の樹勢回復にはニワユタカ肥料セットがオススメです。補助肥料+栄養肥料のセットになっているため、肥料分を効率良く吸収させることができます。また、樹木の必須の栄養素10種(チッソ、リン酸、カリ、モリブデン、鉄、亜鉛、マグネシウム、マンガン、ホウ素、ケイ酸)を配合しているため、栄養バランスを総合的に整えます。「樹勢回復」「花芽増加」「定期的な植木のメンテナンス」に優れた効果を発揮します。
※庭木用です。鉢植え、盆栽、草花には使用しないでください。
※枯れの進行度によっては回復できない場合があります。
ニワユタカ肥料セット使用事例
五葉松の樹勢回復
葉が変色し、弱っていた五葉松にニワユタカを与えたところ、樹勢が回復しました。庭土がアルカリ性に偏っていたのですが、ニワユタカ肥料セット施工後は松の好む酸度 (酸性) に変化し、元気になりました。
ツツジの花芽増加
ツツジにニワユタカ肥料セットを施したところ、前年より木の勢いが増し、花芽が増えました。
まとめ
- 除草剤は樹木を枯らしてしまうことがあるので、十分に離して使用してください
- 液体タイプの除草剤の方が比較的害が少ないですが、葉にかかってしまうとその部分を枯らしてしまいます。
- 粒状タイプの除草剤は木に与えるダメージが大きいです。十分注意してください
- 木が弱ってしまったら、「剪定」「除草剤」を控えて安静にして様子を見てください。
- 樹勢回復にはニワユタカ肥料セットが効果的です。
※庭木用です。鉢植え、盆栽、草花には使用しないでください。
※枯れの進行度によっては回復できない場合があります。