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バークチップ(ウッドチップ)の下には防草シートを敷いた方がいいの?

バークチップだけでは雑草を完璧に抑えることはできません、時間が経つとチップの隙間から雑草が生えてきてしまうからです。「チップ」と「防草シート」を併用することで完全に抑えることができます。ただし、「花壇」や「ドッグラン」など防草シートと相性が悪い場所もあるので注意しましょう。
この記事の要点
- 防草シートとバークチップは併用することで優れた効果を発揮しますが、チップだけで良いケースもいくつかあります。
- 「花壇」は土の状態が観察できなくなるので防草シートはやめましょう、チップだけで大丈夫です。
- 「ドッグラン」も防草シートは不要なのでチップだけで大丈夫です。犬がシートを破いたり、シートの上に糞尿が残ってしまうからです。
- 「空き地の雑草管理」「庭の雑草対策」なら防草シートとバークチップを併用した方が良いです。
この記事を書いた人
加瀬 (カセ)
庭園管理士の資格所持。10年以上ガーデニング資材の施工・販売に携わっています。バークチップ、植木肥料、除草剤、苔駆除剤、屋外用消臭剤、エクステリア清掃資材、カーブミラーなどをプロ目線で解説します。
花壇で防草シートは不要

花壇で防草シートは不要です、チップのみ敷きましょう。一切植栽を植えないということであれば話は別ですが、土の乾燥状態を確認したり、肥料をあげたりするのに防草シートは邪魔になるので木材チップだけで良いでしょう。
花壇にバークチップを敷くのは、土を保護(マルチング)するためであって「土の乾燥防止」「霜防止」「泥はね防止(土中のカビ菌が葉に付着して病気になるのを防止)」「コガネムシの産卵防止」などの効果があります。特に重要なのがコガネムシの産卵防止です。コガネムシの幼虫は花壇の土(ふかふかで栄養のある土)を好むので花壇に産卵することが多く、花の根を食べてしまうので放っておくと根がボロボロにされてしまいます。バークチップを敷くことで、物理的に産卵を防ぐことができます。
空き地管理、お庭の雑草対策なら防草シートが必要

空き地管理、お庭の雑草対策が目的ならばチップと一緒に防草シートを併用した方が絶対に良いです。バークチップだけでは雑草を完全に防ぐことができないからです。時間が経つとチップの隙間から徐々に雑草が生えてきます。
バークチップと防草シートを組み合わせると素晴らしい相乗効果を発揮します。併用するとどちらも綺麗なまま長持ちするのでオススメです。










