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庭木に肥料は必要ですか?

庭木に肥料は必要?

「庭木に肥料は必要ですか?」という質問をたまにいただきます。結論から言うと「必要な木」と「必要ではない木」があります。今回は見分けるコツをご紹介します。

肥料が必要な木

花を咲かせる木

花を咲かせる木

桜、梅、フジ、ハナミズキなど…花を咲かせる木には肥料を施しましょう。花を咲かせるには沢山のエネルギーが必要です。肥料を与えないと体力不足になり、翌年から花が咲かなくなる恐れがあります。

実を付ける木

実を付ける木

柿、ミカン、桃など…実を付ける木は、花木よりももっと肥料が必要です。実は植物にとってエネルギーの塊です。それを体内から絞り出すわけですから、実を付けた後の木は著しく体力が低下します。毎年実を付けたい場合は必ず肥料を施してください。体力不足になると実が付かなくなります。

落ち葉や雑草が無い場所

落ち葉が無い場所

落ち葉や雑草は時間が経つと「腐葉土」になり、土の栄養になります。これを繰り返すことである程度エネルギーが巡回するのですが、観光地など綺麗に手入れされている場所では落ち葉が無く、腐葉土ができません。そのため、自然に生えている木よりもエネルギー不足になりがちです。

長年ほったらかしの木

長年ほったらかしの木

長い間肥料を与えていない場合は注意して植木を観察しましょう。基本の肥料(N-P-K)に加えて、微量要素も欠乏する恐れがあります。葉先が黄色い、色が薄いなどの症状が見られたら肥料を施しましょう。

肥料が不要な木

葉だけの木

葉だけの木

松、モミジなど…葉だけの(花や実を付けない)木はあまり肥料を必要としません。特に、松は肥料をあまり必要としない樹種ですし、やりすぎるとかえって逆効果なので注意しましょう。

自然に近い環境の木

自然に近い環境

落ち葉や雑草が多く、土が柔らかい(踏み固められていない)場所ではあまり肥料を必要としません。自然の木が肥料を必要としないように、腐葉土からエネルギーを吸収して栄養分が巡回するためです。

肥料を施す場所

肥料の与え方

肥料を施す場所は、画像を参考に赤い場所に埋めてください。肥料は根の先端(細根)から1番効率よく吸収されるのですが、その先端が来る場所が樹冠(葉の茂っている場所)の真下です。
肥料は10cmほど穴を掘り、土と混ぜて一緒に埋めるのが良いでしょう。面倒だからという理由でパラパラと地表に撒く方もいますが、そうすると栄養分を求めて根が地表に上がってきてしまい、浅くなってしまう恐れがあります。根が浅くなると強風で倒れやすくなりますし、乾燥にも弱くなります(地表ほど乾くのが早いため)。


肥料を施す時期

肥料を施す時期は「冬の寒肥」と「花後のお礼肥え」の年2回が良いでしょう。樹種によってもう少し細かいルールがありますが、とりあえずこの2点だけ抑えておけばほとんどの樹種は何とかなります。

冬の寒肥

冬の寒肥

12〜2月に施す肥料のことを「寒肥」と呼びます。これは春先になると新芽を出すために沢山のエネルギーが必要になるのですが、冬に肥料を施すことで土に栄養が行きわたり、春までに土が充実するためです。ほとんど全ての樹種に有効ですので、迷ったらとりあえず冬場に肥料を施しましょう。

花後のお礼肥え

花後のお礼肥え

花が咲いた後の肥料を「お礼肥え」と言います。開花、結実には沢山のエネルギーを使うため、終わった後の木は疲労困憊状態になっています。そのタイミングで肥料を施すことで、体力回復を促します。お礼肥えを施さないと翌年の花付きに影響するので注意しましょう。花木、果樹にとっては重要ですが、それらを付けない「葉だけの木」には不要です。

植木を元気にするオススメ肥料

ニワユタカ肥料セット 庭木の肥料は「ニワユタカ肥料セット」がオススメです。「補助肥料」と「栄養肥料」のセットになっており、肥料成分を効率良く吸収させます。「弱った植木の回復」「花芽増加」「定期的な木のメンテナンス」に優れた効果を発揮します。
また、樹木の必須栄養素10種(チッソ、リン酸、カリ、モリブデン、鉄、亜鉛、マグネシウム、マンガン、ホウ素、ケイ酸)を配合しているため、栄養バランスを総合的に整えます。長年放置された樹によく見られる、微量要素欠乏などにも効果的です。

※庭木用です。鉢植え、盆栽、草花には使用しないでください。
※枯れの進行度によっては回復できない場合があります。


ニワユタカ使用事例

五葉松の樹勢回復



葉が変色し、弱っていた五葉松にニワユタカを与えたところ、樹勢が回復しました。庭土がアルカリ性に偏っていたのですが、ニワユタカ肥料セット施工後は松の好む酸度 (酸性) に変化し、元気になりました。

ツツジの花芽増加

ツツジの花芽増加

ツツジにニワユタカ肥料セットを施したところ、前年より木の勢いが増し、花芽が増えました。

くちなしの花芽増加



くちなしにニワユタカ肥料セットを施工。樹勢が回復し、花が沢山咲くようになりました。

まとめ

  • 「花を付ける木」「実を付ける木」はエネルギーを沢山使うため、毎年肥料が必要です。
  • 「落ち葉、雑草が無い綺麗な場所」も腐葉土ができないため肥料が必要です。
  • 「葉だけの木」「自然に近い環境(腐葉土の出来る場所)の木」は肥料をあまり必要としません。
  • 庭木の施肥は、ニワユタカ肥料セットがオススメです。

ニワユタカ肥料セット ※庭木用です。鉢植え、盆栽、草花には使用しないでください。
※枯れの進行度によっては回復できない場合があります。