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バークチップ(ウッドチップ)の掃除、お手入れ方法
「バークチップを敷いてみたい」「だけどお手入れが大変だったらどうしよう…」「買ってから失敗したくない」という気持ち、凄くわかります。見た目は凄く綺麗なバークチップですが、お手入れにどれぐらい手間がかかるのか気になりますよね。基本的には「落ち葉を取り除く」「雑草取り」などがメインになります。ドッグランの場合は「排泄物の掃除」も必要になります。これらを一つずつご紹介します。
落ち葉の掃除
近くに落葉樹があると、チップの隙間に落ち葉が溜まってしまいます。一枚一枚手作業で取り除くのは大変なので、熊手などでまとめて掃除しましょう。作業が面倒な場合はブロワー(送風機)で落ち葉だけを吹き飛ばすのもオススメです。
雑草取り
「バークチップを敷いたら雑草が生えないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、チップだけでは完全に雑草を防除できません。チップの隙間から少しずつ雑草が生えてきます。ただし、雑草が生えてくると言ってもやはり何も敷いてないよりは生えづらいですし、生えても根が深くないので簡単に引き抜くことができます。
完全に雑草を防ぎたい場合は防草シート
完全に雑草を防ぎたいなら、チップ下に防草シートを敷くことをオススメします。バークチップと防草シートは非常に相性が良く、相乗効果があるのでオススメです。具体的には下記のようなメリットがあります。
- チップが日光を防ぐので防草シートが劣化しにくくなる。
- 防草シートむき出しだと景観が悪くなるが、上からチップを敷くことで自然な見た目になる。
- チップのみだと雑草を防ぎきれないが、防草シートと組み合わせると完璧に防除できる。
- 上から踏まれた際に、チップが地面に沈む(埋もれる)のを防ぐ。
- チップが地面と直接触れないので、朽ちる(分解される)のが遅くなる。長持ちする。
【関連ページ】チップ下に防草シートを敷いた方が良い?
ドッグランで使う場合は排泄物の掃除
ドッグランで使用する場合は、ペットの排泄物に注意しましょう。おしっこぐらいなら水で流せば大丈夫ですが、糞はしっかり取り除きましょう。地面と比べてチップの上では糞の分解が遅いので注意してください。
また、ドッグランで使用する場合はチップ下に防草シートを敷かないようにしましょう。排泄物がシート上に溜まってしまいます。チップ下は土のままの方が良いでしょう。
チップにカビが生えてしまった場合は天日干し
日当たりの悪い場所、水はけの悪い場所、室内のプランターにバークチップを敷いてると、稀にチップ裏にカビが生える場合があります。カビが生えてしまっても心配する必要はありません。チップを取り除いてしっかり天日干しすれば大丈夫です。気になる方はビニール袋に入れて、そのうえで天日干しをするとより効果的です。カビが生えた土はチップを取り除けば自然と無くなりますが、気になる方は表土を入れ替えると良いでしょう。
土が見えてきたらチップを補充しましょう
バークチップ(ウッドチップ)は自然物なので、庭に敷いておくと時間と共に朽ちて(分解されて)いきます。割れて小さくなったり、粉っぽくなって徐々に土と同化します。また、上から踏まれて地面に沈みこんだり、強風で飛ばされたりして徐々にかさが減っていきます。
地面が見え始めたらチップを追加で入れましょう。砂利が少なくなってきたら追加で入れるのと同じですね。
沢山使いたい場合は業務用バークチップがオススメ
【個人宅向け】
【業者様向け】
【ワケ有り品】
「チップを広い場所で沢山使いたい」「なるべく価格を安く済ませたい」「でも商品選びで失敗したくない」そんな場合は業務用バークチップがオススメです。もともと業務用の大袋(1袋50リットル入り)なので、大容量を安く買うことができます。ホームセンターで売られている小袋(2リットルや、5リットル)で買うと割高になってしまうので注意しましょう。
また、業務用バークチップは高品質な松の樹皮のみを使用しているので、チップが硬くて割れにくい、虫が付きにくい、朽ちにくい(長持ちする)のも特長です。ウッドチップなどの安い物を選ぶと木の柔らかい部分を使用しているので、チップが割れやすい、朽ちやすい(長持ちしない)といった欠点があるので注意しましょう。
業務用バークチップ使用事例
鉢植えバラへの使用事例
鉢植えバラに業務用バークチップを敷いた例です。バークチップを敷くことで、雨水の跳ね返り防止(土中のカビ菌付着による病気防止)、コガネムシの散乱防止などの効果があります。また、見た目にも美しいため、バラとの相性が非常に良いです。
店舗プランターへの使用事例
店舗プランターに業務用バークチップを使用した例です。お店の景観を美しく彩るため、飲食店、ショッピングモール、ホテルなどでも使用されています。
お庭への使用事例1
個人宅でお庭に業務用バークチップを敷いた例です。雑草対策でお庭に防草シートを敷いたのですが、シートがむき出しだと見た目が寂しいため、上にバークチップを敷きました。雑草対策になるうえに、景観も美しいので施工主様も大満足でした。
お庭への使用事例2
個人宅のお庭で業務用バークチップを敷いた例です。バークチップを敷く前は土がむき出しで寂しい感じでしたが、施工後はチップの暖かみが出て華やかになりました。
飲食店花壇への使用事例
飲食店の花壇で業務用バークチップを使用した例です。植栽、看板を照らすためのライトが植えてありますが、チップを敷く前は土がむき出しで寂しい感じでした。チップを敷いた後はオシャレで華やかな印象になりました。
まとめ
- 近くに落葉樹があると、チップの隙間に落ち葉が溜まります。熊手で集めるか、ブロワー(送風機)で吹き飛ばしましょう。
- バークチップを敷いても、時間が経てば隙間から小さな雑草が生えてきます。根は深くならないので簡単に抜けます。定期的に雑草取りをしましょう。
- 雑草を完全に防ぎたい場合は、チップ下に防草シートを敷くのをオススメします。
- ドッグランで使う場合は排泄物に注意しましょう。おしっこは洗い流すだけで大丈夫ですが糞は拾って処理しましょう。
- 日当たりの悪い場所で使っていると、チップ裏にカビが生える場合があります。その際は天日干ししてください。
- 長年使っていると、チップが朽ちたり、風で飛ばされたり、地面に沈んだりしてかさが減っていきます。土が見え始めたらチップを補充しましょう。
- 広い場所に沢山チップを使いたい場合は「業務用バークチップ」がオススメです。
【個人宅向け】
【業者様向け】
【ワケ有り品】