仮設トイレの悪臭、本当に嫌になりますよね。特に「建設現場」「屋外イベントの仮設トイレ」「キャンプ場の仮設トイレ」等は色々な方が使用されるので「仮設トイレが臭い」「虫がいる」など苦情が来ることもあります。今回は仮設トイレの悪臭対策について解説します。
一番効果があるのは毎日の清掃

まず最も効果がある悪臭対策は毎日の清掃になります。基本ではありますが重労働ですし不衛生で本当に大変ですよね。清掃の時間帯は利用者のピーク後に行うのが最も良いとされています。昼食時間の後、休憩時間の後、イベントの合間の後など。不衛生な時間をなるべく減らすのがニオイ対策のポイントです。
便槽タンクに直射日光が当たらないようにする

便槽タンク(汚物が入っているタンク)に直射日光が当たらないように注意しましょう。特に夏場は直射日光でタンクが暖められて菌が繁殖し、よりニオイが酷くなります。可能であれば日陰で風通しの良い場所に仮設トイレを設置すると良いでしょう。
仮設トイレの悪臭対策にはニオワンダーがオススメ!

仮設トイレの便臭の臭い消しには屋外用消臭剤「ニオワンダー」がオススメです。ニオワンダーは有用微生物(バクテリア)が便臭の原因菌の繁殖を抑え、ニオイをもとから分解します。「香りで誤魔化すタイプの消臭剤」ではないので仮設トイレの中が嫌な香りで充満することもありません。また、一度便槽の中に投入すると次の汲み取りまで効果が持続するのもポイントです。
ニオワンダーが便臭に効く理由

ニオワンダーは20種以上の有用微生物(バクテリア)を「牛の尿」を餌に培養させたものです。「牛の尿」を混ぜ合わせているにも関わらず、出来上がったニオワンダーに便臭やアンモニア臭は全くありません。これは悪臭の原因菌の周りを取り囲んで繁殖を抑え、制圧することでニオイの発生を抑えるためです。帯広畜産大学にて消臭試験を行いましたが、全ての悪臭原因菌に対して効果が見られました。また、バイオ消臭剤なので一度便槽に入れれば次の汲み取りまで効果が持続するのもポイントです。薬品や毒劇物を一切使用していないので安心安全で作業も簡単です。
ニオワンダーの使い方

- まず便槽の中に溜まっている汚物を全て汲み取ってください。便槽の中に汚物が溜まったまま使用すると、有害菌の方が優勢(数が多い状態)になって効果が最大にならないうえに、次の汲み取りまでの短い期間しか効果が持続しません。
- ニオイが酷くない場合はニオワンダーを2リットル、ニオイが酷い場合は4リットルを用意してください。
- 先ほどのニオワンダーと水2リットルを混ぜます、大きめのバケツを使うと作業がしやすいです。
- ニオワンダーを水で薄めた物を便槽に入れます。これで次の汲み取りまで効果が持続します。
- 汲み取りを行うごとに同じ作業を繰り返してください。
ニオイが酷いと虫が湧くので早めの対策を!
仮設トイレを汚いまま放っておくと不快害虫が湧くので早めに対策しましょう。特にハエやウジは悪臭に寄って来る性質があるのでニオイを出さないことが重要です。悪臭に加えて虫が湧くと、仮設トイレの利用者や近隣住民から苦情が多くなるので注意しましょう。
まとめ
- 仮設トイレの悪臭対策で最も効果があるのが「毎日の清掃」です。大変ですがコレが基本なので欠かさないようにしましょう。
- 便槽(汚物が入ったタンク)を直射日光に晒さないようにしましょう。熱で発酵が進んでよりニオイが出るようになります。日陰で風通しの良い場所に仮設トイレを置くと良いでしょう。
- 仮設トイレのニオイ消しには屋外用消臭剤「ニオワンダー」がオススメです。
- ニオワンダーは微生物(バクテリア)のチカラで消臭するバイオ消臭液です。便槽に入れておくと勝手にバクテリアが働くので効果が長続きします。