ヤギは他の動物と比べて糞尿が臭くないと言われていますが、それでも全くニオイがしないわけではありません。同じ場所に何度もトイレをすると土中の細菌が増えて悪臭がするようになります。放っておくとご近所迷惑になりますし、ハエやウジなどの不快害虫も寄ってくるので早めに対処しましょう。
一番効果があるのは毎日の掃除

悪臭対策で一番効果があるのは何といっても「毎日の掃除」です。ヤギはおしっこをする時は比較的同じ場所(お気に入りの場所)でする傾向がありますが、糞の場合は別です。糞は場所を選ばずにあちこちでするため、放っておくと飼育小屋の中もウンチだらけになってしまいます。飼育小屋の床をすのこ状にして、糞が床下に落ちるようにしましょう。すのこの下の四隅にコンクリートブロックなどを置いて高さを付けるのも忘れずに。後は落ちてきた糞を毎日ほうきなどで掃除するだけです。また、糞は雨で濡れるとベタベタして掃除が大変ですし、ニオイもキツくなります。できるだけ雨が降る前に掃除するようにしてください。
山羊の放牧地を定期的に変える

ヤギをずっと同じ場所に放牧していると同じ場所におしっこをするようになり、土中の菌が増えて悪臭が強くなります。トイレの場所を一定サイクルで変えるのが理想なので、定期的に放牧地を変えましょう。
ヤギの糞尿が臭い場合はニオワンダーがオススメ

掃除をしてもヤギの糞尿が臭い場合は屋外用消臭剤「ニオワンダー」がオススメです。ニオワンダーは微生物(バクテリア)のチカラで消臭するバイオ消臭剤です。「香りで誤魔化すタイプの消臭剤」と違って、悪臭の原因菌をもとから分解します。ニオワンダーは糞尿臭(アンモニア臭)対策に特に優れ、ペットショップのおしっこの臭い消し、畜舎(牛舎や豚舎)の臭い消し、仮設トイレの臭い消しなどにも使用されています。
ニオワンダーがヤギの糞尿臭に効く理由

ニオワンダーは微生物(バクテリア)を「牛の尿」を餌に培養しています。「牛の尿」を使用しているにも関わらず、出来上がったニオワンダーには糞尿臭やアンモニア臭がほとんどありません。これは悪臭原因菌を抑え込み繁殖させず、ニオイをもとから分解することで消臭しているからです。帯広畜産大学で消臭試験を行ったところ、悪臭原因菌すべてに効果が認められたうえ、アンモニア臭に特に強い効果が見られました。
ニオワンダーはヤギが舐めても安心安全

ニオワンダーの最大のポイント何といっても「動物に安心安全」な点です。ニオワンダーは薬品を一切使用していないバイオ消臭液なので人にもヤギにも安全です。花壇の植物にかかっても枯れる心配はありません。「牛の餌にニオワンダーを混ぜて食べさせ、その後の排泄物から出るニオイが減る」という研究結果も出ているぐらいなのです。
ニオワンダーの使い方

- ジョウロか噴霧器を用意します。
- ニオワンダーを水で2~5倍に希釈します。
- 悪臭のする場所にたっぷり撒きます。表面がしっとりと濡れるぐらいが目安です。
- 2~3日経ってニオイが消えているのを確認します。まだ悪臭がするようでしたら再度同じ手順で撒いてください。
- 悪臭が消えた後は定期的に撒くことでニオイ予防になります。250倍に薄めてスプレー等で撒いてください。
- ニオワンダーは屋外用なので室内では使用しないでください。有色液(濃い茶色液体)なので壁材などに色移りする場合がございます。
まとめ
- ヤギは他の動物と比べて糞尿のニオイが少ない方ですが、それでも放置すれば悪臭がします。
- 一番効果的なのは毎日掃除することです。ヤギは場所を選ばずに糞をするので毎日掃除しましょう。放っておいて糞が雨に濡れるとニオイがきつくなりますし、ハエやウジなどの不快害虫も寄ってきます。
- 毎日同じ場所におしっこをさせていると土中の菌が増えて悪臭がキツくなります。定期的にトイレを変えるために、放牧する場所を変えましょう。
- 掃除しても悪臭が取れない場合は屋外用消臭剤「ニオワンダー」がオススメです。
- ニオワンダーは微生物(バクテリア)のチカラで消臭するバイオ消臭液です。
- ニオワンダーは薬品を一切使用していないのでヤギが舐めても大丈夫なくらい安心安全です。