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シマトネリコのオススメ肥料を教えて!時期はいつ頃あげればいい?

2024年7月25日

シマトネリコはシンボルツリーとして大人気の樹です。基本的に管理が簡単で、水やりも肥料もあまり必要としません。しかし、肥料が不要だからといって何年も放置してると土中の栄養が欠乏して元気が無くなってしまうので注意しましょう。年1回はメンテナンスとして肥料をあげた方が良いです。今回はオススメ肥料とその時期について解説します。

シマトネリコのオススメ肥料

  • 普段であれば有機肥料(油かす)
  • 弱っている時は「ニワユタカ肥料セット」

普段の肥料(年1回のメンテナンス)であれば有機肥料(油かす)が良いでしょう。
もし樹が弱っている場合は体力回復用の「ニワユタカ肥料セット」がオススメです。

普段あげるのは有機肥料(油かす)

普段は油かすがオススメ

普段使いであれば有機肥料の油かすがオススメです。「有機肥料」とは自然由来の肥料のことを指します。これとは反対に人工的に成分調整した肥料を「化成肥料」と言います。「有機肥料」は基本的に栄養バランスが良く、ゆっくり分解されて土や植物に優しいのが特徴です。反対に「化成肥料」は主要栄誉素に特化して栄養価が高く、肥料分が強いので成長も早いですが土や植物に影響が出やすいのが特徴です。

シマトネリコは基本的に有機肥料を与えるのが良いですが、中でも「油かす」が最も使いやすくて良いでしょう。シマトネリコだけでなく桜や梅といった他の庭木にも使うことができる万能肥料です。また、有機肥料でゆっくり分解されて土に馴染むので、多くあげ過ぎたり、時期を間違えても影響が出にくいのが初心者にオススメポイントです。

樹が弱っている時はニワユタカ肥料セットがオススメ

弱ったシマトネリコの樹勢回復にニワユタカ肥料がオススメ

ニワユタカ肥料セットを詳しく見る

樹が弱っている時には「ニワユタカ肥料セット」が良いでしょう。
ニワユタカ肥料セットは体力回復用の「栄養肥料」と、肥料の吸収を助ける「補助肥料」のセットになっていて効率的に栄養素を補給することができます。弱った樹の体力回復、疲労回復に最適です。
また、基本の三大栄養素NPKの他に7種類の微量要素を配合しているため、長年ほったらかしで栄養バランスが偏ってしまった樹の不足しがちな栄養素を整えるのにも最適です。

ニワユタカ肥料の五葉松への使用事例

ニワユタカ肥料を五葉松に使用した事例です。元気が無かったご用の松の樹勢が回復し、元気な緑色になりました。

シマトネリコに肥料をあげる時期

シマトネリコに肥料をあげる時期

シマトネリコに肥料をあげる時期は冬の時期(1月~2月)が良いでしょう。この時期に肥料を与えることを「寒肥」と言います。寒い時期は根が休眠状態になるため土を入れ替えたり、肥料を施しても大きな影響がありません。この時期に肥料を施すことでゆっくりと成分が溶けだして春先に栄養が行きわたります。

もし、冬に肥料をあげ忘れてしまった場合は9月~10月頃に肥料を与えるようにしましょう。この時期は気温が落ち着いてきて植物にとっても過ごしやすい季節になり、根の活動が活発になるので肥料の効きが良くなります。

まとめ

  • シマトネリコは肥料をあまり必要としない樹種ですが、長年ほったらかしにすると土が痩せて栄養不足になってしまう場合があるのでメンテナンスのために一年に一回は肥料をあげましょう。
  • 普段使いであれば有機肥料(油かす)で十分ですが、弱っている時は体力回復用の「ニワユタカ肥料セット」の方が良いでしょう。
  • 肥料をあげる時期は冬(1月~2月)がオススメです、もしこの時期を逃してしまった場合は9月~10月が良いでしょう。年1回与えれば大丈夫です。
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加瀬

10年以上お庭資材の販売に携わっています。植木肥料、バークチップ、除草剤、苔駆除剤、お庭用の消臭剤、タイル清掃資材、カーブミラーなどをプロ目線で解説します。庭園管理士の資格所持。