バークチップ(ウッドチップ)は見た目がお洒落なだけでなく、機能性もしっかり備えています。土の表面に敷くだけで土の温度が急激に変化するのを防ぎ根が傷まないように保護してくれます。
バークチップによる暑さ対策
近年、異常気象が進み日本も猛暑が続くようになっています。それに合わせて暑さで弱ってしまう樹や植栽が増えてきています。暑さの原因は直射日光だけでなく、地面の照り返しも大きな要因の1つです。都市部で街路樹が枯れてしまうケースがよく見られるのですが、これはコンクリート(アスファルト)の照り返しを受けて二重で日光を浴びてしまうためです。
地面にバークチップ等のマルチング材を敷くことで「照り返し防止」「土中の温度上昇防止」「土の乾燥防止」など様々な効果が見込めます。植栽が弱ってしまわないようにバークチップを敷いておくのはとってもオススメです。
バークチップによる寒さ対策
バークチップは冬の寒さ対策にも効果的です。暑さ対策と同じ原理で、土の温度が急下降するのを防いでくれるので根への負担が軽くなります。
さらにバークチップは霜が発生するのも防いでくれます。霜が発生する原理は、日中に太陽光によって地面に蓄積された熱が夜間に上空へ逃げていく「放射冷却」によって引きこされます。バークチップを敷くことで地中の熱が空気中に逃げていくのを防ぎ、霜が発生するのを防いでくれるんですね。
バークチップは乾燥防止、泥はね防止効果もある!
バークチップは「暑さ対策」「寒さ対策」だけではありません。土が乾燥するのも防いでくれます。夏であれば直射日光による土の乾燥、冬であれば空気の乾燥からそれぞれ土を守ってくれます。
また、それだけではありません。雨天の泥はねも防止してくれます。「泥はねって何か影響あるの?」と思われるかもしれませんが、実は土中には病原菌がいっぱい存在しているのです。それが雨で巻き上げられて葉や新芽に着くと病気の原因になります。だから農家さんは黒いビニールを地面に貼って野菜を泥はねから守っているんですね。バークチップにはコレと同じ効果があります。
「チップをお庭に敷きたい」「たくさん使いたい」という方には業務用バークチップがオススメ!
「バークチップをお庭に敷きたい」「広い場所なので沢山使うかもしれない」「でも小袋で買うのは割高だからイヤ」という場合は「業務用バークチップ」がオススメです。業務用バークチップは名前の通り業務用の特大サイズでたっぷり50リットル入りになっています。これはホームセンターで売られている一般的なバークチップの10~15倍の量になります。どうせ使うならまとめ買いで安く手に入れたいですよね。
また、値段が安いと「安かろう悪かろう」というイメージがありますが、業務用バークチップは品質が安定しているのも大きなポイントです。実際に施工業者の方がホテル、ショッピングモール、テーマパーク、花壇などで使用しているので施工実績も十分です。あんまり粗悪な物をお客様先で使ってしまうとクレームの元になりますからね。10年以上続いている商品なので、「買い物で失敗したくない!」という方にもオススメです。
【個人宅向け】▼少量の場合▼
【業者向け】▼大量に必要なら▼
まとめ
- バークチップ(マルチング材)を敷くことで地面の急激な温度変化、乾燥を防いでくれます。
- 夏場の強烈な照り返し、土の乾燥を防ぐ効果があるので暑さ対策にも最適です。
- 冬場の霜の発生を防ぎ、空気の乾燥からも植栽を守ってくれるので寒さ対策にも最適です。
- 保温や保湿だけでなく、雨天の泥はねも防いでくれます。泥が葉や新芽に着くと病気の原因になるので病気予防にもなります。
- 「バークチップを沢山使いたい」「広い場所に使いたい」という場合には「業務用バークチップ」が沢山使えてオススメです。