バークチップ(ウッドチップ)はお庭をお洒落に見せたり、花壇の土の乾燥を防いでくれますが「庭に敷いたらダンゴムシが湧きそう…」と心配ですよね。結論から言うとバークチップの下にダンゴムシは寄ってきます!ただ、バークチップが原因ではないです。
バークチップの下にダンゴムシは寄ってくる
大きな石をひっくり返すとその裏にダンゴムシがいるのを見たことありますよね。ダンゴムシは基本的に日陰で湿気のある所で休憩することが多いです。アレと同じ原理でバークチップの下にもダンゴムシが寄ってきます。
ただ、勘違いしないでほしいのが「バークチップを敷いたからダンゴムシが大量発生」しているわけではありません。「もともといたダンゴムシが休憩する場所を見つけて休んでいるだけ」です。もともといたダンゴムシが移動してるだけなので繁殖してるわけではないので安心してください。
ダンゴムシが嫌な場合は?ダンゴムシの対策方法
ダンゴムシを対策する方法はかなり難しいです。殺虫剤を撒くぐらいしか方法はありませんが、そうすると花壇の草花に影響が出たり、ペットやお子様にも悪影響を及ぼす心配があります。虫よけとして最もオススメなのが「木酢液」です。
一番オススメなのは木酢液
木酢液は木炭を作る際に出る煙(水蒸気)を集めて冷やし液体にしたものです。特徴は何といっても強烈なニオイです!焚き火をした後の炭のような、焦げ臭いような、燻製を強くしたような強烈なニオイがします。ただ、水で薄めて撒けば虫よけ効果があります。しかも自然由来で化学物質が一切入っていないので草花や動物にも優しいのが大きなポイントです。(薄めて撒けば土壌改良材にもなります)
ただし、ニオイ(煙臭さ)がとても強いので最初は様子を見ながら薄めて撒きましょう。原液で撒くと強烈なニオイがするのでご近所迷惑になる恐れがあります。また、自然由来の物なので「効果が長続きしない」「雨が降ると数日で消えてしまう」などの短所もあります。
ダンゴムシは悪さをしないので無視するのも手
バークチップを敷いたからといってダンゴムシが大量発生するわけではないので無視してしまうのが一番良いでしょう。見た目は気持ち悪いですが、悪さをするわけではないので放っておいても問題ありません。それどころか枯葉や虫の死骸を食べて分解してくれる(土に戻してくれる)役割も担っています。
バークチップを沢山敷くなら「業務用バークチップ」がオススメ
「お庭にバークチップを敷きたい!」「沢山使うからなるべく安く買いたい!」という場合は「業務用バークチップ」がオススメです。業務用なので1袋にたっぷり50リットル入りで安く買うことができます。ホームセンターで売っているバークチップは基本的に3~5リットルなので10倍以上入っている計算になります。
コレは業者が「ホテルのお庭」や「テーマパークの花壇」で使用している物なので品質も一定以上で安心して使うことができます。さらに、バークチップを大量に買うと運搬が大変なのですが、通販だから直接届けてくれるのも嬉しいポイントです。
【個人宅向け】▼少量の場合▼
【業者向け】▼大量に必要なら▼
まとめ
- バークチップを敷くとその下にダンゴムシは寄ってくる。
- ただ、ダンゴムシがバークチップの下で大量発生するわけでないので安心してください。
- もともとお庭にいたダンゴムシが日陰を求めて移動してくるだけです。(繁殖場所にはなりません)
- ダンゴムシ対策をするなら「殺虫剤を撒く」のが一番効果的ですが、花壇の草花、ペット、お子様にも影響が出やすいので注意しましょう。
- 木酢液を水で薄めて撒くのが一番オススメですが、ニオイも強烈なので少しずつ撒いて様子をみてください。
- ダンゴムシは特に悪さをするわけでは無いので無視しても良いでしょう。
- バークチップをお庭に沢山敷きたい場合は「業務用バークチップ」がオススメです。