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みかんの木の肥料は何がいい?オススメ肥料とやり方を徹底解説!

ミカンの木の肥料は何をあげればいい?

「みかんの木がなかなか実を付けない…」「買ってきたばかりの頃は実を付けていたのに最近全然実らない…」みかんは沢山実を付ける木ですが、その分沢山エネルギーを消費します。肥料をあげないとすぐに体力不足になって実を付けなくなってしまうので注意しましょう。目安としては、年3回肥料をあげると良いでしょう。みかんの木のオススメ肥料と、その時期、やり方について解説します。

みかんの木のオススメ肥料

ミカンの木のオススメ肥料

みかんのオススメ肥料は普段使いであれば「油かす」が良いでしょう。もし、みかんの木が弱っている場合は樹勢を回復させるために「ニワユタカ肥料セット」がオススメです(次の項目で説明します)。
「油かす」は名前の通り菜種や豆を絞った残りカスのことを指します。自然由来の植物性肥料なので、分解に時間がかかりますが、そのおかげでゆっくりと成分が溶けて悪影響が出にくい(土中の肥料濃度が急に上がらない)のが特長です。また多少量を間違えても影響が出にくいので不慣れな方や初心者の方にもオススメの肥料です。油かすが無い場合は牛ふんや鶏ふんを使っても良いですが、コチラは窒素量が多い(栄養が偏りやすい)のでやり過ぎに注意しましょう。

みかんの木が弱っている場合は「ニワユタカ肥料セット」がオススメ!

弱ったミカンの木の樹勢回復にニワユタカ肥料セットがオススメ

ニワユタカ肥料セットを詳しく見る

「みかんの木が弱っている…」「元気が無い…」「葉の色ツヤが悪い…」という場合は樹勢回復用の「ニワユタカ肥料セット」がオススメです。体力回復に特化しているので活力剤のように使えます。植木の必須3大栄養素(チッソ、リン酸、カリ)はもちろん、生育に欠かせない7種の微量要素(モリブデン、鉄、亜鉛、マグネシウム、マンガン、ホウ素、ケイ酸)を配合しているので、バランス良く栄養を整えることができます。特にみかん類は亜鉛とホウ素が欠乏しやすいので効率良くコレを補います。

ニワユタカ肥料の五葉松への使用事例

「ニワユタカ肥料セット」を五葉松に使用した事例です。葉色が悪く元気がありませんでしたが、ニワユタカ使用後に樹勢が回復して元気になりました。

みかんの木に肥料をあげる時期

ミカンの木に肥料をあげる時期

みかんの肥料は年3回与えます。「3月上旬の新芽が出始める時期」「5~6月の果実がつき始める頃」「10月の収穫後」の計3回が良いでしょう。
「3月上旬」は冬が終わり新芽が伸びて活発に活動を始める時期です。この時期に肥料を施すとすくすく育ちます。「5~6月」は花が終わって実が付き始める時期です。実が大きく成長するための大事な時期なので、忘れずに肥料をあげましょう。「10月」の実を収穫した後も必ず肥料をあげてください。実を収穫した後の木はエネルギーを使い果たして疲労状態になっています。ここで肥料をあげずにほったらかしにしておくと体力不足で翌年実を付けなくなります。実を付けた後にお礼の意味を込めて肥料をあげることを「お礼肥」と言います。

みかんの木の肥料のやり方(肥料を撒く場所)

ミカンの木の肥料を撒く場所

肥料のやり方(撒く場所)も重要です。図の赤い場所を目安に撒いてください、特に効果的なのがこの場所です
肥料は木の根の先端から最も効率良く吸収されます。しかし根は土の中にあって見えないので、枝先の真下を目安に撒いてください。一般的に根と枝葉は同じ大きさまで広がります。逆に根元(幹)に近い場所は肥料の吸収が悪いので避けましょう。幹や太い根に肥料が直接触れてしまうと悪影響を及ぼし肥料焼けしてしまうことがあります。

まとめ

  • みかんの木は実を付けるために沢山のエネルギーを使います。毎年忘れずに肥料をあげましょう。
  • オススメの肥料は、普段使いであれば「油かす」、木が弱っている場合は回復用の「ニワユタカ肥料セット」が良いでしょう。
  • 肥料をあげる回数は年3回。時期は「3月上旬」「5~6月」「10月(実を収穫した後)」が良いでしょう。
  • 肥料を撒く場所も重要です。枝先の真下を目安に、根元(幹)から少し離して円を描くように均等に撒きましょう。
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加瀬

10年以上お庭資材の販売に携わっています。植木肥料、バークチップ、除草剤、苔駆除剤、お庭用の消臭剤、タイル清掃資材、カーブミラーなどをプロ目線で解説します。庭園管理士の資格所持。